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2016.11.11

MA担当者のお悩み ─運用ルール編─

MAを有効活用したマーケティングを実現するために、MA運用サポート経験豊富なスペシャリストが担当者のお悩みにお答えするコラムです。第6回目は、成功の鍵を握る運用ルールについてご紹介します。

前回は、MAのコア機能であるスコアリングについてご紹介しました。MAには多くの機能があり、コンテンツ担当やデータ担当など多くの人が関わります。そこで、どのように運用するのかという「ルール」が重要となります。今回は、MA活用の成功の鍵を握る「運用ルール」について、担当者のお悩みを通してご紹介します。

MA導入を考えていますが、運用できるか不安です。どのようなスキルや体制が必要ですか?

MAを活用したマーケティングを実現するためには、データやコンテンツ、システムなど多様なスキルをもった担当者が必要となります。シンフォニーマーケティングでは、MAの導入から運用までに、下記のスキルセットが揃っていることを、成功の条件として推奨しています。

  • マーケティングプランナー

  • キャンペーンディレクター

  • データスペシャリスト

  • メールオペレーション

  • デザイナー

  • コーダー

  • ライター

  • スーパーバイザー

  • コーラー

  • エンジニア 等

また、実際にMAを運用していくと、様々な場面で確認や判断が必要になってきます。スムーズに運用していくためにも、最終的に意思決定を行う担当者を決めておくことが重要となります。

MAの初期設定が完了しました。これから運用していくにあたり、特に注意すべきことはありますか?

まだ、デマンドジェネレーションと言われる営業案件を創出することを目的としたマーケティングを実施したことのない場合、最初から多くの部署や商材を対象にマーケティングを実施すると、運用で破綻してしまいます。そこで、まずは「1部署」「1商材」といったように、スモールスタートでMAを運用していくことをお勧めしています。少しずつノウハウや経験を蓄積していきながら、マーケティングの精度を高めつつ、対象を拡大していきましょう。

MA内にキャンペーンやリストが増えてきました。過去のキャンペーン等を探すことが手間になっています。うまく運用するコツはありますか?

ネーミングルールを統一することで、解消することができます。例えば、「20161006_ナーチャリングキャンペーン_製品A」のように日付で始まる名称にしておくと、効率よくキャンペーンを探せるようになります。また、複数のメールマガジンを配信している場合は、フォルダを分けたり、配信の種別をアセット名に加えることで検索しやすくなります。
複数の担当者がいる場合にネーミングルールが決まっていなければ、担当者の独自ルールで作成したファイルが無数に増えて活用できなくなってしまうケースがあります。あらかじめ統一したルールを策定して運用するように徹底しましょう。

グローバルでMAを利用しています。他の地域の担当者からは日本のデータが見えないような形で管理したいです。どうすればよいですか?

MAでは、権限設定によってアクセスできるデータを制限することができます。担当者ごとにアクセス対象を制限しておけば、他の地域のエリアの個人情報を閲覧したり、編集・削除してしまったりすることなく安全に運用することが可能です。
ただし、アクセス制限の設定方法についてはMAによって異なりますので、導入前に必ずMAベンダーにお問い合わせください。

マーケティングで配信しているメールマガジンの他に、営業から個別にメールを送りたいとの要望がありました。どのようにコントロールすればよいですか?

MAでメール配信を行う際に、「1日」や「1週間」などの単位で、最大何通まで配信してよいかを設定することができます。MAによって設定方法は異なりますが、設定したメール配信数を越えた場合、メールが送られないように設定しておくことでオーバーコミュニケーションを防ぐことができます。この設定をしないと、同じ会社から1日に何通もメールを送られてくるとネガティブに受け取られ、配信停止になる可能性もありますので、気をつけましょう。
また、関係者間で配信スケジュールを共有することで、配信計画も必要に応じて調整でき、最適なコミュニケーションを実現しましょう。

MAには様々な機能があり、実現できるマーケティングも広がります。データやコンテンツなども重要ですが、スムーズに運用していくためには、「ルール」がポイントとなります。MAのプロジェクトには関係者も増えるケースが多く、統一したルールなしでは運用が破綻してしまいます。あらかじめ定義した「ルール」に基づき、運用していきながら、改善・進化させていきましょう。