マーケティングキャンパス 基礎から実践までBtoBマーケティングを学ぶサイト
ホーム > 講座 > マーケター日記 > 初コラムでアクセス数650!これでコラムも攻略!?
2007.02.19
メルマガに引き続きコラムに挑戦!コラムを書く時のポイントって?!
メールマガジンにも書くことにも慣れ、コラムを任されることになったT。
テーマは「製品導入事例」に決まった。まずは、営業マンから導入事例を聞いてみた。書ける所から自分の知識と営業マンから聞いた話を使って書いてみた。書いては消しを何度も繰り返したが何とか第1稿の提出日に間に合った。
ついに第1稿の提出日。
何とか完成した。営業マンのリアルな話も織り交ぜたのでわれながら面白くできたと思う。自信満々で先輩に提出!
先輩が読み始めた途端とても厳しい顔をしている。
何だろう・・とても緊張する。
「このコラムちゃんと文章の構成を考えて作った?」
「いえ・・導入までの流れをそのまま書いてしまいました。」
「コラムを書くことばかり考えてしまうのはわかる。でも、文の構成を考えて書かないとだめよ。伝えたいことが伝わらなくなってしまうから起承転結を考えて書いてみて。」
そうか・・最初に文章の流れを考えてから書けば伝えたいことがずれないのか。
「あと、導入事例を書く上で必要なことはわかる?」
えっ・・なんだろう?必死で考える。
「読み手がどんな話を求めているか考えてみて。この製品のスペックのことばかり書いてあるより、自分の会社と同じような業種や規模の会社が今までどんな問題で悩んでいたか。そして、その問題をうちの製品を使った効果でどうやって解決できたか。そういう話が聞きたいはずよ。だから読み手が興味を持てるような内容にしないとね。私たちから見ても、この導入事例にどれくらい関心があるか見たいでしょ?」
確かに・・読み手のことを考えず、自社製品の特徴をどうやって伝えようかかばかりを考えていた。メールでもコラムでも読み手の立場や興味度合いを考えないと一方的な内容になってしまうんだな。
「もう1度頑張ってみて!」
先輩からやさしいお言葉をいただいた。いい勉強になった。もう1度書き直しだ!
まずは、お客様の目線で導入前の悩みごとから、導入してどう改善されたかの流れを整理した。
次に、起承転結を箇条書きで書いてみた。第1稿ではじめから書いた時よりも書きやすい。最初に書いた時より伝えたいことが明確になった。読み返してみると明らかに前回よりもいい出来だ。再度先輩に提出した。先輩の驚いた顔!
「前回書いたコラムが嘘みたい!」
「伝えたいことがよくわかるわ。」
「ありがとうございます!」
元気よく答えるT。頑張った甲斐があった。文章を書くことに自信がついた。
「Webに載せるので楽しみにしていてね!」
自分の頑張った結果がWebに載るのは表彰されるみたいでわくわくする。
数日後Webに掲載された。
自分の頑張った証がWebに残っているのはとても嬉しい。嬉しさのあまりアクセスログをチェックしてみた。なんと1日で650人も見た人がいる!!どこの誰が見ているわからないが、こんなに見てくれている人がいるなんてすごい!更に客先から帰ってきた営業マンに声を掛けられた。
「今回の導入事例コラムお客さんが見たらしく、とても面白いって言っていたよ。」
と嬉しいお言葉!
サイト閲覧者の生の声が聞けるなんて更に嬉しい。たくさん悩んで書いた甲斐があった。
これからも執筆活動頑張るぞ!!
Tの執筆活動はまだまだ続く・・・・。