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書籍解説
分割か倒産か、という危機的状況に陥っていたIBMを再建した著者がゴーストライターを使わず、自ら執筆した本。米国を象徴する企業のひとつだったIBMは、強大な官僚組織を作り上げ、まさに踊れない巨象になっていた。ナビスコの会長から転進したガースナーは・・・。
ノヤンのつぶやき
本物の経営者が、大仕事を成し遂げた記録なんじゃ。決して成功者の自慢話ではないんじゃよ。抵抗を排除し、冷静さを失わずに本質を捉えて打つべき手を打っていく。恐らく分割必至と言われたこの時期のIBMを建て直せたのは彼を置いて他にはおらんかったじゃろうな。凄い経営者じゃよ、まったく。