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2015.12.15

2015年 冬休みの課題図書

2015年は「MA:マーケティングオートメーション」とその活用がBtoBマーケティングの話題の中心でした。しかし、ツールであるマーケティングオートメーションを活用するためには、オーソドックスなマーケティングの基本的なナレッジが必要です。
今年の冬休みは、マーケティングの基礎をもう一度学びましょう。
この冬読むべき一冊を、ノヤン先生の解説付きでご紹介します。

上級

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企業価値の断絶

著者:ジェフリー・ムーア
出版:翔泳社

ノヤン先生の解説

キャズム理論でBtoBマーケティングのオピニオンリーダーになったムーアが、今までのマーケティング理論を時価総額という視点から「株主価値経営」として再構築した戦略論じゃ。
経営資源をコア業務へ集中させ、コンテキストはアウトソーシングせよ、と結論付け、その手法として「トリアージ」を挙げているんじゃよ。
ムーアのキャリアを反映して、時価総額(株価)と経営資源の配分との関連を具体的に論じているんじゃ。

中級

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ゲームのルールを変えろ

著者:高岡浩三
出版:ダイヤモンド社

ノヤン先生の解説

ネスレ日本の高岡社長が明かすマーケティングを中心に添えた経営戦略マーケティングは経営そのものじゃな。それを世界的な大企業の日本法人の中で新卒から体験し、日本のトップまで登りつめた高岡氏の本じゃ。
ネスカフェアンバサダー、キットカット、マギーブイヨンなど、自身の経験から語るマーケティングは痛快であり、多くの示唆に富んでいるんじゃ。

初級

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明日のコミュニケーション

著者:佐藤尚之
出版:アスキー新書

ノヤン先生の解説

ソーシャルメディアという圧倒的な情報伝播力を持つメディアの登場によって多くのビジネスパーソンや生活者が情報発信者になっておる。
「RT」や「いいね!」といったやや控えめな情報発信でさえ新たな「共感」を拡散しているんじゃな。この「共感」が「愛される」へ繋がるキーワードであり、これが新しい企業コミュニケーションの第一歩となることを紹介しているんじゃ。

特別編

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BtoBマーケティングの正しい使い方、選び方

著者:庭山一郎
出版:翔泳社

ノヤン先生の解説

マーケティングオートメーション(MA)の役割や、誕生の経緯から紐解いて解説しているんじゃ。また、MAをプラットフォームとして構築するデマンドセンターが企業の何をどう変えるのか、という本質に光を当てて、MAを語っている本じゃ。