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マーケティング部門だけでは会社は変われない
BtoB企業が生き残るための必読書
マーケティングが売上に貢献できないのは、経営層がマーケティングを理解していないから
マーケティングは「勝つための戦略」であり、企業の重要な経営戦略のひとつです。
戦後から高い技術力と強い営業力により、引き合いから多くの売上を創ってきた日本のBtoB企業は、マーケティングを必要としない世界では稀有な存在でした。その後リーマンショックを潮目に、競合はマーケティングの強い欧米企業となりましたが、高度経済成長期から長きにわたりマーケティングを学ぶ機会に恵まれず、またその知識を持たない日本企業の戦いは、竹やりでミサイルに挑むようなものでした。
そして現在も、マーケティングを経営戦略として位置付ける企業は少なく、明確な戦略やノウハウがない中で各部門が個々の活動やツール導入だけを先行しています。その結果、日本のBtoB企業のマーケティングは、企業の成長を押し上げる「売上貢献」という成果を全く出せていないのです。
「マーケティング偏差値」を上げるために、いまBtoB企業がやるべきことは
マーケティング活動には、個々の活動が連携していない「部分最適」や、マーケティング部門が社内で孤立するという課題があります。その最大の原因は、経営層も含めた企業全体のマーケティングレベルを示す「マーケティング偏差値」が、欧米のマーケティング先進国と比べて低いことです。
本書では、日本が欧米企業に圧倒的な差をつけられた歴史的背景とその負のメカニズムを解き明かします。そして明確な経営戦略のもとで、マーケティング、営業、ものづくり部門が連携した理想的なBtoBマーケティングを実現するためのヒントを、著者の40年のマーケティング実績と豊富な事例を通して解説します。