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ホーム > 書籍紹介 > イノベーションへの解 利益ある成長に向けて
世界に衝撃を与えた名著「イノベーションのジレンマ」の続編。前作では破壊的なイノベーションに脅かされる企業の視点で書かれているが、本著は破壊する側に視点を置いているのが特徴。
どうすれば市場に立ちふさがる競合を打ち負かせるのか、どんな製品を開発すべきか、その設計は?製造、流通のどれを社内で行い、どれを外部に委託するか、豊富なデータに裏打ちされた具体的な「解」が書かれている名著。
ノヤンのつぶやき
世界に衝撃を与えた「イノベーションのジレンマ」の続編として書かれたものじゃ。過小評価されているが、実務のヒントはこちらの方がむしろ多いいんじゃな。続編(2)の方がさらに出来が良いという意味では、「ビジョナリーカンパニー」に似ているかもしれんの。実はクリステンセン博士は、心臓発作を起こし、癌になり、さらに脳卒中まで引き起こしと大変な状況なのじゃが、その体に鞭打って行ったハーバード大学最後の講義が「イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ」として出版され、これがまた大ベストセラーになったので、余計この名著が隠れてしまったんじゃよ。経営戦略の本としてはクリステンセンの著作の中で最も評価の高いものではなかろうかの。