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ホーム > コラム > MA Showroom > Oracle B2B Cross-Channel Marketing(旧名称:Eloqua) 第3回
2015.05.28
第三回目は「Eloqua」のエンタープライズ向け機能とグローバルベストプラクティス、製品群についてご紹介いただきます。
Oracle B2B Cross-Channel Marketingは、セキュアでありオープンかつ拡張性があり、大量のトランザクションも処理できるエンタープライズ向けのソリューションです。 全世界で1日当り約130億のトランザクションを安定的に処理しており、管理対象コンタクト数が数千万規模のデータ量のお客様においても問題なくご利用頂いております。
きめ細かいセキュリティー設定も強みです。管理者とユーザーで厳格にセキュリティー権限を分離するだけでなく、キャンペーン別、コンテンツ別(メール、LP、フォーム)、部署別、担当別に操作・閲覧権限を分けることができます。
また、既存資産の活用もエンタープライズ向け機能としての強みです。Oracle B2B Cross-Channel Marketing のAPIを利用して既存システムとの連携を図りますが、その際に複雑な連携ロジックを構築する事も可能です。外部フォーム連携も可能ですので、現在ご利用されている自社のフォームを活用しながらOracle B2B Cross-Channel Marketingをご利用いただくことが可能です。
Oracle B2B Cross-Channel Marketingは長年のMarketing Automationの知見から様々なビジネスモデルに対応できるBest Practiceを提供しています。Marketing Automationに初めて取り組まれる企業の多くはEloqua Best PracticeをベースにMarketing Automationをスタートし、早期の成果と自社に最適なモデルの構築を目指して頂くことができます。
ベストプラクティスの共有ではToplinersというオープンなコミュニティもご利用いただけますので、このサイトでマーケティングオートメーションの最新ナレッジを収集して頂くことができます。マーケティングシナリオのABテスト、SNS連携、他システム連携(ex:基幹システム/アクセス解析tool)等の情報も定期的にアップデートされます。
また、OracleにはMarketing Cloudという製品軸を専門とするGSU(グローバル・セールス・ユニット)という組織があり、そのコンサルチームを通して日本のお客様にグローバルベストプラクティスを提供していくということも可能です。これによって、パートナー様とOracle双方のノウハウをもとにお客様のビジネスの成功をご支援することができています。
Oracleではカスタマーエクスペリエンスというイニシアチブのもと、顧客が製品やサービスを認知してから、理解、選択、購買、利用、推奨というステージを支える広範囲のソリューションを保持しています。
Oracle B2B Cross-Channel Marketingの周辺には、ソーシャルでファンを獲得、育成していくOracle Social Cloud、お客様の興味にあった広告で自社サイトへの流入を促すOracle DMPや、営業生産性の向上と最適な組織設計を支えるOracle Sales Cloud等のソリューションがあり、これらとシームレスなデータ連携が行えます。これによって、アプリケーションや組織を跨いでデータに一貫性を持たせ、顧客中心のマーケティングの実践をご支援することが可能です。